主食を抜けば...
2008.08.23 Sat
久しぶりに、読書メモです。速読(フォトリーディング)セミナー以来、読書の習慣は定着して、スピードも上がっているものの、メモにまとめるスピードはまだまだ。
さて、今回は、3年前に10kgダイエットに成功したときのヒントとなった本「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」の続編を読みました。
「主食を抜けば糖尿病は良くなる! 実践編」 著・江部康二 東洋経済新報社
タイトルに「糖尿病」と入っているために、その患者と家族以外は関係ないと思ってしまいがちですが、ダイエット、肥満改善、生活習慣の改善にも有益な情報が詰まっています。著者も糖尿病にかかっていますが、この本で紹介される糖質制限食を実践して、病状の悪化を防いでいるということです。
この本のポイントは「食後高血糖を防ぐ」ということにあります。ビーフステーキをたくさん食べても、糖質制限食を食べていれば大丈夫。逆に白い食パン一枚を食べても、糖尿病の人は高血糖になるので、それが心筋梗塞や脳梗塞につながってしまう恐れがあるというのです。
糖質をとると、肥満ホルモンであるインスリンが分泌されて、燃焼されなかったカロリー分の糖質が脂肪として蓄えられてしまうのに対して、脂質をとってもインスリンが分泌されないので、体脂肪にならない、というわけです。
この本では、糖質制限食とGIの違いについても書かれていて、GIでオススメしている玄米でも、糖尿病患者がとれば血糖値が大きく上がるので、糖質制限食はもっと糖質にこだわって制約をかけています。
糖質制限食は、徹底的であるほど効果がでるそうで、1)3食すべて糖質制限する、2)2食の糖質を制限する、3)1食の糖質を制限する、の3段階にわかれます。最初、ストイックに始めてから、緩めていった方が、効果がすぐにわかって継続しやすいようです。
ほかにも、食後高血糖を抑えるために、糖質をとり始めて30分後から、30分間の有酸素運動をすることが勧められています。
ただ、アラスカのイヌイットの食生活を引き合いに「脂質だけ食べても人間は生きていける。そのほうが人体には良い」という主張は、極端な議論のような気がしました。
自分も遺伝的には糖尿病になるリスクを抱えているので、今から日常的にケアすべきことを考える、よい機会になりました。でも、美味しいものも食べたいので、毎日3食を糖質制限するようにはしないつもりです。できるだけね。

