これぞ大阪名物!@道頓堀・くいだおれ
2008.06.25 Wed
あまりにも有名な大阪名物「くいだおれ人形」。携帯電話やデジカメにその姿をおさめる人の姿が後を絶ちません。が、「くいだおれで食べたことのある人」は、少なくとも自分の周りにはいません。そこで、7月8日の閉店を前に(直前1週間はおそらく込み合うことが予想されるので、このタイミングで)、一度食べてみることにしました。

くいだおれは、大阪・道頓堀にある複合料理ビルで、同じ建物の中に割烹・和定食・居酒屋・洋風レストランが入っています。戦後の復興期(昭和24年)に創業した、大阪でも歴史のある食堂ですが、中でも洋風レストランは日本初のファミリーレストランとして知られます。メニューも「くいだおれセット」や「くいだおれ太郎パフェ」など、他に比べてオリジナリティを感じる内容。そこで、今回は洋風レストランでオリジナルメニューにいくつか挑戦します。
くいだおれ人形前のカメラの放列を横目に店内に入ると、ファミリーレストランらしい空間が広がります。入店時は満席でしたが、回転率が高いのか、5分と待たずに席につくことができました。
今回、食べてみようと思ったメニューは「くいだおれ太郎パフェ」「プチ太郎アイス」「たこ焼き風シューアイス」。ところが、お店のショーウインドーには、そのうちの前者2つに「売り切れました」の紙が貼られていました。これはメニュー。

「残念!」と思いながらも、お店の人に聞いてみたら、「ありますよ!」と快い返事をいただきました。いやー、聞いてみるもんですね。友人と3人でこの3品を食べ分けてみました。このコテコテのデザインがいいですね。
「くいだおれ次郎パフェ」

「プチ楽太郎サンデー」

「たこ焼きシューアイス」

食べてみると、パフェは底の部分のシロップが、くだもの缶のシロップの味によく似ています。生クリームもかなり甘め。太郎のメガネもチョコレートでできていました。全体的には、昭和のスイーツの甘ったるい感じです。それが懐かしい感じでした。最も現代的な味だったのは、たこ焼きシューアイス。皮の内側のアイスがひんやりとして美味しかったです。
あっという間に平らげて、お会計。ファミリーレストランのようにシステマティックながら、どこか大阪のコテコテなノリが残っているところが、面白かったです。
「支店を出すな」「家族で経営せよ」「看板人形を大事にせよ」との創業者の遺言を守ってきた「くいだおれ」が60周年を迎えると同時に幕を引くというのは、時代の流れとはいえ、残念なような気がします。やはり写真を撮るだけじゃなくて、あの人形が好きなら、実際に食べに行かないと!大阪の人たちの、味と価格に対する厳しさの一端が出た幕引きだったのかもしれません。


