ぼたん鍋初体験@大阪・本町
2008.02.20 Wed
関西ならではの鍋といえば、てっちり、クエ鍋、ハリハリ鍋などがありますが、自分にとって最後(!?)の未体験鍋がぼたん鍋です。ぼたん鍋とはイノシシの肉が入った鍋のこと。肉を薄切りにして牡丹の花のように皿に盛りつけることにちなんで、名付けられたのだそうです。発祥地は丹波篠山地方ですが、今回は「ぼたん鍋ならココ」と評判の、大阪にある奈良県十津川村の郷土料理の店でいただくことにしました。
ということで、まずはぼたん鍋の煮込み前の様子。

ぼたん鍋の味付けは、味噌がベースになっていました。醤油ベースというところもあるそうです。

猪肉は、豚肉よりも硬くて臭みのあるようなイメージがありましたが、実際にいただいてみたら、まったくそんなことはありません。食感は、豚よりもムチッとした感じです。
このお店の猪肉は和歌山県と奈良県の境で捕獲されたあと、飼育して大きくなったものを殺し、冷凍保存したのちに出されます。お店の人によると、天然ものは血が多いと臭みが強くなってしまい、撃たれた部位によっての肉の質の善し悪しがまったく違うのだそうです。飼育してからだと、こめかみに一発なので、血が体中に回ることがないといいます。いただく前に、念入りに合掌。
勢いに乗って、ぼたんのしゃぶしゃぶもいってみました。

豆腐がとろけて、白濁してきます。

この店のオリジナリティは、十津川村の温泉水(重曹炭酸水)で炊かれること。これが鍋のうまみを効果的に引き出してくれるのだそうです。お茶に使うと、渋みが強すぎるのだそうです。
ほかにもユニークなメニューがありました。まずは熊野牛のたたき。

さらには鹿肉のユッケ。卵とにんにくとねぎで味わいが豊かになります。

ぼたん鍋を食べにいったら、十津川村のジビエを一気にいただいたような感じになってしまいました。味わいが実に豊かです。またひとつ奥深い食文化を味わうことができました。













































