巨大で派手な曳山にビックリ@唐津くんち
2008.11.03 Mon
毎年11月2日〜4日に行われ九州屈指の秋祭り、唐津くんち。今回の3連休の九州旅行の目玉のひとつです。巨大な曳山が町を走り抜けることで知られますが、最大の見どころは、この日に行われる「御旅所神幸」です。

唐津くんちは、唐津神社の秋の例大祭です。なぜ長崎といい、唐津といい、この秋祭りを「くんち」と呼ぶのでしょうか? 調べてみると、そもそもは重陽の節句に行われた祭りで、その日は旧暦の9月9日。「9日」→「くにち」→「くんち」という言葉の変遷をたどるのだそうです。唐津の場合は9月29日に行われていました。現在の日程になったのは、昭和43年のことです。
さて、御旅所神幸が始まるのは正午からということで、11時30分過ぎに着く快速電車で博多から向かいました。駅に着いて驚いたのは、観客の多さ。道路は人と出店でいっぱい。これでは御旅所の混雑が案じられるばかりです。駅でもらった地図を手がかりに、華やかな曳山を横目に、急ぎ足で御旅所へ向かいました。
御旅所は、案の定、観客で埋め尽くされていました。曳山の通り道だけが、がらんと空いていました。ほとんど立錐の余地がない感じです。しかし、そこは一人旅の長所を活かして、わずかな隙間と、持参したステップスツールのおかげで、なんとか見る体制ができました。
正午過ぎ、一台目の曳山「赤獅子」が御旅所に入ってきます。調子のいいお囃子に合わせて、「エンヤ!エンヤ!」と掛け声がかかります。

重さ3トンはあるという巨大な曳山には車輪がついていて、アスファルト上ではスムーズに動きますが、御旅所は下が砂地になっていて、引き手が総力を結集しなければ、スムーズに動かないのです。スピーディーに動かなければ、車輪はズブズブと埋もれていきます。ですから、ここが引き手の腕の見せどころです。

様々な形の曳山が、次々と御旅所に入ってきます。全部で14台ありますが、これは5番目の「鯛」。

ちょうど5台目くらいから、御旅所の観客の数が減ってきた気がしました。というか、規制線が変更になり、人口密度が一気に緩和されました。
曳山は、江戸時代末期(1819年)から50年の間に15台が製作されて、そのうち14台が、唐津の各地区で代々受け継がれてきました。和紙を200枚以上も張り重ねた上に漆を塗って仕上げる「一閑張り」という技法で作られています。どれも個性があって、他のお祭りと比べて、ビジュアルに訴える力が強く、個性豊かです。
「浦島太郎と亀」

「源義経の兜」

「鳳凰丸」

「酒呑童子と源頼光の兜」

「鯱」(しゃちほこ)

14台すべてが御旅所に入った時点で、正面奥に設けられた祭壇で神事が行われます。神輿が2台あるところを見ると、神社から神様を神輿に乗せてきているのでしょう。

神事では、お祭りでテンションが高かった各地区の責任者もこのときばかりは神妙な面持ち。

御旅所に展示されたの曳山の周りには観客が集まり、記念撮影の嵐です。

足下に注目すると、やはり車輪が砂に埋もれてます。これを動かすのは大変です。

午後3時、曳山は御旅所を出発します。引き手の威勢の良い「エンヤ!」の掛け声が、町に再びこだまします。

引き手にも力が入ります!


これが、御旅所の砂地から脱出する瞬間!

すべての曳山が御旅所を出たのは、午後4時30分より少し前。御旅所の砂地にはいくつもの轍が残っていました。

唐津神社には、神輿が戻っていきました。

観客の多さにビックリ!他のお祭りとはスケールが違いました。いそいそと帰りの快速電車に乗り込み、博多へ向かいました。
帰りの新幹線に乗る前に、博多駅前のヨドバシカメラ4階「本陣」で「博多牛」のハラミを食べてみました。この日、お店が開店6周年を迎え、ビールがジョッキ1杯60円というキャンペーンをしていたもんで、寄ってみました。博多牛、ちょっと脂多めでしたが、ツルッと、のど元を過ぎていきました。








































































